水の三重点と 𝑇_E

 2026-05-11 「設計原理」と「一意の実装」

で、現時点で画竜点睛を欠いているのが、revised.pdf §3.1(p.8):

|Although the structure of the Harmonic System follows almost entirely from the initial choices,
|one element—the Earth‑local temperature scale TE—remains the only deliberately chosen component.
|It completes the quartet structure without altering the universal derivation.

TE (=198.7895 K(118,2354; ±K))です。これが拠っている水の沸点は大気圧に依存する。

そこで、

 2026-05-24 標準大気圧

と同様に、水の三重点の熱力学温度(273.16 K)を基準にすることを考えてみました。

両者の比の最良近似分数列を計算する[1]と、

D:\ISO19108\bin>ruby when.rb 273.16 198.7895
[[1, 1, -0.37411684218733887],
[3, 2, 0.12588315781266113],
[4, 3, -0.04078350885400561],
[11, 8, 0.0008831578126611284], # ← 効率が良い
[191, 139, -1.6122762878545416e-05],

水の三重点の熱力学温度の 8/11 は、198.66182 K(118,1031;357 ±K) となり、condensed.xlsx の
Clock_by_Rydberg シートの AM118 セルを「=273.16/11*8+D118」にして、再計算する[1]と、

  0°H  -74.488182  ℃

逆に、

  0℃   51;634X8697°H
  3.98℃  54;9893E345°H
  14℃   61;1063X844°H
  37℃   78;100E6595°H
 100℃   100;1514X0X °H

となります。

Kelvin と hyper Kelvin の比である 1 : 1.210724 の最良近似分数列を計算する[1]と、

D:\ISO19108\bin>ruby when.rb 1.0 1.210724
[[0, 1, -0.8259520749568028],
[1, 1, 0.17404792504319722],
[4, 5, -0.02595207495680274],
[5, 6, 0.007381258376530586],
[14, 17, -0.002422663192096941],  # ← 100 = 37 + 23 + 23 + 17 に利用
[19, 23, 0.00013488156493635106], # ← 効率が良い (37 = 14 + 23)
[261, 316, -2.7078681952286132e-06],

つまり、水の沸点(100℃)を°H で近似的に整数値にすれば、人間の体温の代表値(37℃)も、
地球の気温の代表値(14℃)[2]も、同時に °H で近似的に整数値になるという特性がある。
結果、℃ と °H の換算は、概略 14.℃ ~ 61;°H と 37.℃ ~ 78;°H をむすぶ線形変換になる。
これが設計時に、水の凝固点ではなく沸点を °Hで整数値にした決め手でした。

100℃、37℃、14℃ に端数(0;1)がついて、この特性が利用できなくなるのはもったいない。
結論としては現状維持かな。

なお、現状の熱力学温度 TE の 11 / 8 は、32.334 ℉(0.1855̇℃)に相当します。

[1] これらは UUS/Harmonic System の設計に when.rbcondensed.xlsx をどう使うかの
  実例になっています。
[2] → https://www.jccca.org/global-warming/knowleadge01 (100;°H と 0;°H の中点にも近い)

[2026-07-06 追記] 最近“氷XXI”が発見された由。
 「水の相図」が『日経サイエンス』最新号「氷の結晶学」(pp.24-25)に記載されていました。

この記事へのコメント