duodecimal myriad system の巨大数名の試案
実際に話題になる最も大きな数として思いつくのは、超弦理論が示唆する様々な可能な
宇宙の「真空の状態」または「宇宙の解」の数としてよく引用される10の500乗です。
10.500. = 12.463.314 = (1/5;6)×10;720∴
duodecimal myriad system の -llion 系では、10;720∴ は hepta(7)di(2)lli(0)on です[1]から、
lli(0) が3つ以上付く、uni(1)lli(0)lli(0)lli(0)on のような数には、実際上出番がありません。
lli が多数つく表現は「作為的に巨大数を作る」例題として現れるだけですが、
2026-05-11 「設計原理」と「一意の実装」
で、「強い設計原理」を採用すると実装空間が収束し、「こうしかならない」という形へ
近づいていく、という話を書いた延長で、こういった巨大数名について少し考えました。
連想したのは、IEEE を ‘アイ・トリプル・イー’と読む例です。これを応用して考えたのが、
12 の n×8k 乗 を N(n)llikon と表記し、 N(n)K(k)llion のように読む案。
ここに、N(n) と K(k) は、
N(n) : uni(1), di(2), ter(3), tetra(4), penta(5), hexa(6), hepta(7)
K(k) : sing(1), doub(2), trip(3), quadrup(4), quintup(5), sextup(6), septup(7),
octup(8), nonup(9), decup(10), ‘英語数詞基数型 + p’(k>10)
たとえば、
unillillillion : unilli3on と表記し unitripllion と読む
unilli(9回略)llion : unilli11on と表記し unielevenpllion と読む
など。
duodecimal myriad system の -llion 系は、
・巨大数だと一見(いちげん)でわかる
・英語の既存巨大数名と衝突しない
という条件を満たすように設計しています。
N(n) に非英語系の古典語を使い、K(k) に英語系の語根を用いることで、
「巨大数らしさ」と「初見での可読性」を両立できました。
ここで面白いのは、「どのような名前なら人間が読めるか」
という問題が再び現れることです。
論理的・機械的に規則を延長するだけなら簡単ですが、
実際には、
・語頭
・語尾
・語長
・音のリズム
・既存英語との衝突
などが強い制約として働きます。
特に 11 以上になると、英語でも -iple 系を自然には延長しなくなるので、
uni-eleven-pllion
のような説明的表現の方が、かえって可読性が高いかもしれません。
冗談ではなく、体系として自然に heptagoogolplexpllion も作れます。
さらに面白いのは、-ple と -lli の接続部分で、-pl- が自然に両方に
かかって読めることです。これも設計意図を超えた、創発的な一致と
言えるかもしれません。
結局、巨大数名ですら、
「人間がどうパターンマッチするか」
という制約から自由にはならないのでしょう。
[1] ‘;’は12進小数点で、‘∴’は8進小数点です。
なお、10;720∴ が heptadillion に対応することは myriad.jpg を参照。
[関連記事]
2012-07-06 単語の「パターンマッチ」(その1)
2025-06-01 さらに duodecimal myriad system の見直し
-> English
宇宙の「真空の状態」または「宇宙の解」の数としてよく引用される10の500乗です。
10.500. = 12.463.314 = (1/5;6)×10;720∴
duodecimal myriad system の -llion 系では、10;720∴ は hepta(7)di(2)lli(0)on です[1]から、
lli(0) が3つ以上付く、uni(1)lli(0)lli(0)lli(0)on のような数には、実際上出番がありません。
lli が多数つく表現は「作為的に巨大数を作る」例題として現れるだけですが、
2026-05-11 「設計原理」と「一意の実装」
で、「強い設計原理」を採用すると実装空間が収束し、「こうしかならない」という形へ
近づいていく、という話を書いた延長で、こういった巨大数名について少し考えました。
連想したのは、IEEE を ‘アイ・トリプル・イー’と読む例です。これを応用して考えたのが、
12 の n×8k 乗 を N(n)llikon と表記し、 N(n)K(k)llion のように読む案。
ここに、N(n) と K(k) は、
N(n) : uni(1), di(2), ter(3), tetra(4), penta(5), hexa(6), hepta(7)
K(k) : sing(1), doub(2), trip(3), quadrup(4), quintup(5), sextup(6), septup(7),
octup(8), nonup(9), decup(10), ‘英語数詞基数型 + p’(k>10)
たとえば、
unillillillion : unilli3on と表記し unitripllion と読む
unilli(9回略)llion : unilli11on と表記し unielevenpllion と読む
など。
duodecimal myriad system の -llion 系は、
・巨大数だと一見(いちげん)でわかる
・英語の既存巨大数名と衝突しない
という条件を満たすように設計しています。
N(n) に非英語系の古典語を使い、K(k) に英語系の語根を用いることで、
「巨大数らしさ」と「初見での可読性」を両立できました。
ここで面白いのは、「どのような名前なら人間が読めるか」
という問題が再び現れることです。
論理的・機械的に規則を延長するだけなら簡単ですが、
実際には、
・語頭
・語尾
・語長
・音のリズム
・既存英語との衝突
などが強い制約として働きます。
特に 11 以上になると、英語でも -iple 系を自然には延長しなくなるので、
uni-eleven-pllion
のような説明的表現の方が、かえって可読性が高いかもしれません。
冗談ではなく、体系として自然に heptagoogolplexpllion も作れます。
さらに面白いのは、-ple と -lli の接続部分で、-pl- が自然に両方に
かかって読めることです。これも設計意図を超えた、創発的な一致と
言えるかもしれません。
結局、巨大数名ですら、
「人間がどうパターンマッチするか」
という制約から自由にはならないのでしょう。
[1] ‘;’は12進小数点で、‘∴’は8進小数点です。
なお、10;720∴ が heptadillion に対応することは myriad.jpg を参照。
[関連記事]
2012-07-06 単語の「パターンマッチ」(その1)
2025-06-01 さらに duodecimal myriad system の見直し
-> English
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