「うるう秒は時流遅れ?」

恒例の『日経サイエンス』最新号からのピックアップは、

>うるう秒は時流遅れ?
https://www.nikkei-science.com/202502_100.html

です。これは、

 2023-12-13 うるう秒、廃止へ(続報)

の更なる続報と言えます。

特にメモしておくべきことはふたつ。

地球自転の変動要因として3番目に挙げてある

 ・氷床の融解への地殻の応答で自転が速まる効果

は、本ブログでは過去に直接言及していませんでした。また、

 ・未経験の「負のうるう秒」への危惧

については、

 2022-07-29 閏秒とMeta

で言及していましたが、本記事でも特に強調されていました。

今後、もっと補正量がたまってから「うるう分」のような
補正を行う可能性は、現時点でも保留されているようですが、
2023-12-13 の記事にも書きましたように、

| そうであれば最早 UTC をいじるのではなく、タイムゾーン
| を各国で適切に管理

するのが良いと考えています。世界全体で同時に補正しようと
すると、例えば日本時間では昼間の民間企業の将に始業時に、
補正が入ることになります。これは不公平ではないでしょうか?

ただ、これも、

 2024-12-16 USA のサマータイム(フォローアップ)

のように各国で時間帯の変更を行う習慣が廃れていくとすれば、
いざ、補正を行おうとした際、その時点の人々にとって“未経験
の処置となるのでトラブルの危惧はあるでしょう。

なお、今回の号には、標題として採り上げた以外にも、

 p.18   超精密な「光格子時計」を小型化
 pp.30-31「原子核時計」へのカウントダウン

という時計に関わる記事がありました。

[関連記事] https://suchowan.seesaa.net/search?keyword=ΔT
[前回記事] 2024-11-28 「江戸の匠を支えた数理

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