重力場の方程式

『日経サイエンス』最新号の、

>暗黒エネルギーの四半世紀 宇宙最大の謎に挑む
https://www.nikkei-science.com/202407_064.html

p.66 に、アインシュタインの重力場の方程式がでてきましたが、
普遍単位系で書くと、

 http://www.asahi-net.or.jp/~dd6t-sg/univunit-e/revised.pdf

の p.8 の 式(9) のようになります。

画像

# 記事の式はリッチの曲率テンソルの部分を G に纏めています。

T はエネルギー運動量テンソルでエネルギー密度の次元の量[1]
FP はプランク力で力の次元の量なので、式自体は面積の逆数
の次元の量です。曲率テンソルは立体角/面積の次元の量なので
係数の分母に全球面立体角 Ω2( = 4π sr) が出てくるわけです。

[1] つまり、圧力(=面積あたりの力)と同次元。

[関連記事] 2019-03-26 アインシュタインとヒルベルト

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