「市川斎宮案型太陽暦の俯瞰」

今年の『日本暦学会』会報に載せていただいた標題の論考[1]を、
 GitHub - https://github.com/suchowan/calendar_papers
 Academia.edu - https://independent.academia.edu/TakashiSUGA [2]
に置きました。

「市川斎宮の改暦案」と同じく地球の公転軌道上の遠日点
通過前後の月の日数を多くするタイプの太陽暦がどのよう
に世界に分布しているか(いわば空間軸)を一覧表で示し、
「市川斎宮の改暦案」を位置づける論考です。

論考中で、肝心の「市川斎宮の改暦案」を hosi.org
実装していないと書きましたが、実装できなかった暦法
は、いずれも「リバース・エンジニアリング」が充分で
きなかったものです。「市川斎宮の改暦案」については、
市川斎宮の改暦案の紹介」注17,18が確実ではありません
でした。

本ブログが Seesaa に引っ越して、URL 転送サービスも
終了したのに伴い、URL の系統的変更をアナウンスする
意味もあり、「訂正」というコーナーを設け、過去に同誌
に載せた論考の訂正も付記したのですが、各記事の頁番号
は pdf のものですので「p.N」は N 頁目のことであると
読んでいただきたいです。締め切り後に慌ててコーナー
を追加したので配慮が足りませんでした。

[1] 『日本暦学会』第31号(2024-04-01付け) pp.14-16
[2] ログインを要するようです。

この記事へのコメント