「資本」
昨日に加えて、もうひとつ整理したいのが「資本」の概念そのもの。
『資本論』では、
>「資本」とは“運動”である
由。(『ゼロからの『資本論』』p.59)
これは、会計では「資本」[1]が貸借対照表の右下の部分に相当
することと対応関係が付きにくい。
ただ、“運動”が何を意味するか続きを読むと、「資産」[2](W)
が形を変えて変転していき、その循環によって「資本」(G)が
蓄積(G→G')されるというように読めるので、実はそれほど
意味するところに距離はないようです。
『会計の世界史』によれば減価償却や発生主義などの概念は
鉄道経営のノウハウから出てきた由。これらの概念を用いて
平準化を行わないと G'-G は可視化できない。1867年の時点
では、未だ会計側の概念が未成熟で平準化という発想を使え
なかったため、『資本論』のような“運動”ということばを
用いた説明になったのではないかと思いました。
[1] より厳密には「純資産」(=「資本金」+「利益剰余金」)
[2] 「価値」のあるモノやコトの集まり
『資本論』では、
>「資本」とは“運動”である
由。(『ゼロからの『資本論』』p.59)
これは、会計では「資本」[1]が貸借対照表の右下の部分に相当
することと対応関係が付きにくい。
ただ、“運動”が何を意味するか続きを読むと、「資産」[2](W)
が形を変えて変転していき、その循環によって「資本」(G)が
蓄積(G→G')されるというように読めるので、実はそれほど
意味するところに距離はないようです。
『会計の世界史』によれば減価償却や発生主義などの概念は
鉄道経営のノウハウから出てきた由。これらの概念を用いて
平準化を行わないと G'-G は可視化できない。1867年の時点
では、未だ会計側の概念が未成熟で平準化という発想を使え
なかったため、『資本論』のような“運動”ということばを
用いた説明になったのではないかと思いました。
[1] より厳密には「純資産」(=「資本金」+「利益剰余金」)
[2] 「価値」のあるモノやコトの集まり
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