「サンショウウオは急がない」

恒例の『日経サイエンス』最新号からのピックアップは、

>「サンショウウオは急がない」
https://www.nikkei-science.com/202212_066.html

サンショウウオはゲノムサイズが極めて大きいため、
個々の細胞が大きく細胞の分裂にも時間がかかる由。

結果、成長が完了することがないまま成体になり、
一種の幹細胞のかたまりのようなもののため、
器官の再生能力が高い。

しかし、部品である細胞が大きいため器官は単純に
なり、動作も遅い。

かつてウーパールーパーが人気になりましたが、
思い返せば、見かけの「幼さ」に鍵があったように
思います。なるほど。

[2022-11-12 追記]
 >サンショウウオのゲノムの大きさはヒトの38倍。
 https://togetter.com/li/1969794

[前回記事] 2022-10-03 ヒトゲノム解読

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