量子もつれでない話

昨日の話は量子もつれの話でしたが、出典が確認できなくて
別途書いておきたい話題もあったので別記事にしておきます。

それは、回路をハードウェアを使って自動設計する話題。

出来上がった設計を確認すると、信号線の数が自由度から
当然に必要になるはずの本数を下回った設計になっている。

しかし、回路は現実に動作する。

不思議に思って分析してみると、信号線から漏れ出した電磁気
が空間を伝播して信号を伝えていることがわかった。

…という話。

これは量子現象ではありませんが、「ハードウェアを使って
自動設計する」という場合に、どういう理論に基づいている
かには全く無頓着に、「使えるものは何でも使う」という
ことが現実に起こりえる一例になっているかと思います。

「使えるものは何でも使う」というのは、生物の進化も、
まさに同じではないかと感じました。

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