モデルと現象

 2022-01-27 褐色矮星

| 得られる少ないデータとモデル計算の両側からアプローチして、
| ぎりぎり有為な結論を出そうとする工夫

データとモデルを突き合わせるしかない場合、実は複数のモデルが現象を説明できる
という、

 2021-10-12 葉巻とパンケーキ

のような状況[1]が起こりがちですが、類似の好例発見。

>「重力レンズ」を利用して5150光年先の「はぐれブラックホール」の観測に成功
https://gigazine.net/news/20220208-black-hole-astrometric-microlensing/

 ↓

>別チームによる解析
https://twitter.com/norita_kawanaka/status/1490511808029151233

こういう営為を重ねつつ現象理解の精度が上がっていくのでしょう。

[1] この場合、現象とは「変光パターン」を指す。

[2022-03-19 追記]
 >既知の太陽系外惑星のうち3つが惑星ではなかった可能性
 https://sorae.info/astronomy/20220318-kepler-tess.html

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック