残るもの、残らないもの(つづき)

 2021-03-16 残るもの、残らないもの

| また、より広く、電子媒体の問題に目を向けると、

新たに、こんな例も…

>記事が「リニューアル」と称するサーバー消滅やドメイン名変更で消える
https://twitter.com/ShinyaMatsuura/status/1481043267643150336

少し前には、

ヤフーの例↓

>記事の公開もなくなるため、記事が見られなくなります
https://twitter.com/mu0283/status/1374310018284015616

>書き手にとって死活問題、「恣意性の高い運用」
https://toyokeizai.net/articles/-/430777

意図的ではないですが、国会図書館のアーカイブの例↓

>永遠に失われてしまった公文書
https://twitter.com/sayawudon/status/1413720969781276672

なども拾いました。

また、

 2016-09-01 ニフティ ホームページ消滅

に関連して、

>「技術の失伝」
https://twitter.com/fanybot/status/1374555903781789697

という tweet も見かけます。

むしろ↓こういうのが例外か?
https://twitter.com/nekogashira/status/1480892335827603458

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以上、リンクをメモしておきます。

この記事へのコメント

五角塲
2022年01月16日 18:25
ありますね。サーバーを他社に移した途端に、あるいはサーバー契約が終了した途端に、過去からの蓄積が瞬時に蒸発する。

1990年代なかば、日本の祝日・休日は多くが法令の根拠を持つことから、過去の法令を調べたいと思いました。
現在なら国会図書館のサイトで過去の官報が見られるし、最近のe-GOVなら法改正の履歴が充実しています。
しかし今世紀初頭にかけては、個人が集めた資料をとっかかりにするしかなかったのですが、当時お世話になった大量の法令集のうち次のサイトが無くなっています。
中野文庫さん
http://www.geocities.jp/nakanolib/index.html
法庫さん
[当時のURLを開こうとすると英語で「ウィルスが見つかりました」と表示されるので省略]

中野文庫さんは有志の方がアーカイブしていますが、法庫さんは、そうしたよすがもありません。

20世紀には、酸性紙に印刷された本が数十年で紙の繊維が崩れて読めなくなる問題がありました。今世紀、資料の保存で重要なのはサーバー問題ですか。

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