2つの研究ノート フォローアップ

2018-01-30 内容-「宣明暦と御堂関白記に記載された日の出・日の入り時刻」

| (1) 平安京より少し北方での観測に基づいて日の出・日の入り時刻を決定した
| (2) 宣明暦で基準地の陽城での計算をして日の出・日の入り時刻を決定した
|
| を並記

ちょっとここで留意しなければならないのは、現代の常識に引きずられないこと

2016-07-21 昔の学者さんは偉かった

| > つまり,授時暦の権威に盲従し,その理解に努めるのが精一杯で,自ら観測をしたのも,
| > ただ授時方式に従って体裁を整えただけで,自らの観測によって新しい天文常数を
| > 見出すなぞ思いもよらなかった.
| <中略>
| > 丁度,今日の学生の実習観測のようなもので,自らの観測と授時による理論が一致しな
| > ければ,自分の観測の方が悪いのであろうと考える程度の自信しかなかったのである.

この記述は渋川春海についてのものですが、平安時代だって同じでしょう。

・観測と文献がずれていたら、観測を信じずに文献を信じる。
・そもそも、それ以前に観測すべきだという発想自体がない。

そんな事態だって、当然あり得る。

やはり、2つの研究ノートは対であって、明確な結論を言い切らないで止める
のが中庸というものでしょう。

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック