延喜式→具注暦

(I) 「延喜式」のシステムに関しては、

 2012-08-29 定時法と不定時法
 2017-05-16 夜半定漏

などに、そのカラクリを書きました。

 2017-05-25 60:40

| ・区間 or サンプル点の数が 40 であること
| ・冬至と夏至での昼夜の長さの比が 60 : 40 で
| の両者はフレームワークとして強結合である

(II) そこで「延喜式」成立後、誰かが、

2017-10-26 「日食記事の欠字

|| (2) 2017年日本暦学会講演「御堂関白記の時刻制度」(2017-03-24)
|>延喜式の期間の初めの日に一致する

というような日々の昼夜の長さを観測または計算した。

ただし、「延喜式」のシステムの改訂を目論んでいたのか、必ずしも
「延喜式の期間の初めの日に一致する」わけではなかった。

(III) さらに、その後、誰かが、

具注暦に現れる対称性のあるシステムを設計して(II)をデータとして使った。

新たに都合の良い日々を選定して観測または計算をやり直さなかったのは、

・(II) のデータに権威があった。
・(III)の時代は(II)の時代よりも技術が衰えていた(→2017-10-26 (1))。

などの可能性があり得ます。

現状、上記のような経緯が想定されるのではないかと思っています。

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