御堂関白記の日の出・日の入り時刻と昼夜の長さ

御堂関白記の日の出・日の入り時刻については、

 2012-05-29 御堂関白記の時刻制
 2013-04-02 御堂関白記の時刻制 四捨六入説

などで話題にし、

 http://www.asahi-net.or.jp/~dd6t-sg/pcs/5th-proceeding-midoukanpakuki.pdf

にまとめていますが、実は御堂関白記には日の出・日の入り時刻に
隣接して昼夜の長さの記載もされています。

前者は 1日 = 50刻制、後者は 1日 = 100刻制で別の体系です。

後者の具体的な長さは、上記の pdf の表1の通番1~11~1に対して、

 昼 上から順に 40,41, … 59, 60
 夜 上から順に 60,59, … 41, 40

と1ずつ変化するという単純なものです[1][2]

実は、一昨日

『日本の時刻制度』 p.57
> これは前者が正確な暦法・時法によったものであり、
> 後者は不正確、未熟な暦法・時法によったものと
> 考えられる。

の前者は 1日 = 100刻制(昼夜の長さ)、後者は 1日 = 50刻制
(日の出・日の入り時刻)の話でした。

で、 1日 = 100刻制の昼夜の長さが正確な暦法・時法によっているか
というと、期間の取り方がかなりアバウトなので、必ずしも正確とは
言えないというのが、現時点での私の見解です。

[1] 要するに昨日と同じパターン
[2] 一部 typo があります。

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