元嘉暦での二至二分のグレゴリオ暦(続き)

2015-10-08 元嘉暦での二至二分のグレゴリオ暦の記事の件

when_exe Ruby 版での二十四節気の計算方法は、wiki の

 Calendar/When/Ruby/2.APIの使用例/7.暦注/二十四節気

に書いてあります。この例は“日”の精度までだったので、
“秒”の精度まで計算してみると↓のようになります。
(いつものように“ ”は“ ”で置き換えています)

 require 'when_exe'
 include When

 date = when?('推古01').floor(SECOND)
 24.times do
  date = date.ceil(SECOND).term([0,15])
  p [Gregorian ^ date, date.to_cal_date,
    date.notes(:notes=>'廿四節気', :shoyo=>true).value.to_s] #=>
 # [0593-02-19T23:55:15Z, <推古>01(0593).01.11, "雨水(303/304)"]
 # [0593-03-07T05:10:03Z, <推古>01(0593).01.27, "啓蟄(65.458/304)"]
 # <後略>
 end

元嘉暦にはまだ里差やΔTの概念がないので、便宜的に
時間帯を UTC にしていますが、実際の天文現象と比較する
には、“Z”を“+07:28”などに読み替えたり、ΔT分の補正を
したりすべきでしょう。

23:55:15というのは 303/304 日のことで、日本暦注
詳細設定で、小余を「表示」、七曜/六曜/具注暦を
「具注暦」にして、具注暦を一か月分表示させてみても

 →推古01-01

確かに11日の欄に雨水(303/304)とあります。

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