天正11年雨水と朔

標題について、一昨日、細井さんからうかがった話。

http://hosi.org/b/minibbs.cgi
2009年8月ころの話題

雨水( 4) : 1583 2 22 (2299291) 甲申(20) 6787/8400 (←452.5/560)
朔 ( 0) : 1583 2 23 (2299292) 乙酉(21)-2048/8400

進朔をしないと、

朔 ( 0) : 1583 2 22 (2299291) 甲申(20) 6352/8400

 6787 > 6352 > 6300

桃裕行説では、進朔限界(6300)を超えていても、朔より後に
中気(この場合は雨水)があれば、進朔しない…というルール
を想定すれば、天正10年~11年の閏月のずれを説明できる
とのこと。

ただし、他に類似の例は未発見。

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朔や二十四節気の小余は、

 http://hosi.org/cookies/Japanese

で、小余→表示、七曜/六曜/具注暦→具注暦とし、
一か月表示を行えば、確認できます。

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