Edict of Roussillon

復活祭年初については、Wikiの「ユリウス暦」の中でフランスについて
Cheney, C. R.“A Handbook of Dates for Students of English History
を参照して

| Philip Augustus の時代しか使用されなかったような書きぶりです。

と書いたのですが、実際はもっと複雑だったことが Wikipedia 英語版の
標題記事でわかりました。

・フランスで年初が1月1日に統一されたのは1564年[1]
・それまでは都市ごとに年初がバラバラだった

現在、Civil Calendar の設定は、

 http://hosi.org/cookies/Civil

で、ユーザ側が具体的な年初の日付の変遷を設定するようにしていますが、
都市毎の状況を調べてWebサーバー側が提供するのは、当面は無理そうです。

[1] 佐藤賢一『ヴァロワ朝』p.306に記述があったので本件を調べました。

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック