国立天文台貴重資料と『日本暦日原典』

国立天文台貴重資料の貴重資料のページが充実してきています。
http://library.nao.ac.jp/kichou/

ちょっと気になったのが「和漢書目録 : 附暦本類
デジタル化されているか否かは別にして、リストとしては国立天文台所蔵の
古暦を網羅していると考えられます。

以前、2014-07-13の「寛政暦の二十四節気」の記事で、

|[3] 『日本暦日原典』はこの時代は、計算ではなく実際の頒暦から
|  表を作成していたと認識しています。

と書きましたが、このリストからすると国立天文台所蔵の古暦だけでは
二十四節気の時刻の表を完成することはできません。

朔閏などの基本的な情報はともかく、二十四節気の時刻のようなもの
まで、ちゃんと実際の頒暦との照合を行ったのか、それとも単に計算
したものを記載したのか、『日本暦日原典』の編纂方針[1]が気になる
ところです。

[1] 過去に、『日本暦日総覧』を確認したところ、『御堂関白記』の
  実物が確認できるにも関わらず、実物と異なり計算によって算出
  したと思われる大歳位小歳位を採用していたという事例に遭遇した
  こともあります。

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