半目勝負は最後にダメを詰めた方が負け

昨日の『新春お好み囲碁対局』で標題のコメントがありました。

セキはないとすると、アゲハマは盤上に戻すので、

白地 + 白石 + 黒地 + 黒石 = 361

コミを6目半とすると…

○奇数手で終局(最後に黒がダメを詰める)

 黒石 = 白石 + 1 なので、白地 + 黒地 は偶数 => 地の目数差も偶数

 半目勝負ということは盤面6目差なので白の勝ち

●偶数手で終局(最後に白がダメを詰める)

 黒石 = 白石 なので、白地 + 黒地 は奇数 => 地の目数差も奇数

 半目勝負ということは盤面7目差なので黒の勝ち

ちなみに中国ルールではアゲハマは使わずに盤上の石を地に含めるので
必ず、白地 + 黒地 は361(奇数) => 地の目数差は奇数となります。
盤面6目差はありえないので、コミ5目半を見直すには、いきなり
コミ7目半(相当)にしなければならなかったわけです。

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック