再度「平気のようなもの」

2012-09-11に「平気のようなもの」と題した記事を書きました。

書きもらしたことをひとつ付け加えるとすると、国立天文台での二十四節気の計算は、
計算「式」を用いている訳ではなくて、太陽系の主な天体の位置と速度の初期条件を
与えて数値積分を行い、結果得られた座標を瞬時の黄道座標で表現して導出している
と聞いています。[1]

したがって、定気の二十四節気は計算できますが、本当の意味での平気の二十四節気は
定義すらできないのです。

2012-09-11の記事で書いた通り社会慣習的にも、上記の通り天文学的にも、暦面上の
二十四節気を平気に戻すのは無理だと思います。そして、暦面に定気の二十四節気を
使いつつ、平気の中気で決めた月番号使うのは2012-09-11の記事の通りナンセンス[2]です。

[1] 三十年ほど前の時点で現在の方式に切り替わったそうです。その後も計算「式」を
  使っていたのはフランスのみとのこと。

[2] 平気法に戻す意味は「中気と月番号の対応を“原則”通りにする」ことであるわけ
  ですから、暦のエンドユーザからみてこれが実現できないのでは、何のための見直し
  か意味を失います。

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