Yerm Lunar Calendar

『天文年鑑2012年版』P.190 によれば、2012.5年では、

 朔望月  29日 12時間 44分 02.879秒 (= 29.5305889 日)

この日数を最良近似分数展開すると
C:\>whenhv 29.5305888773 1.0
  29 /   1 (-5.306E-01)
  30 /   1 (+4.694E-01)
  59 /   2 (-6.118E-02)
 443 /  15 (+4.117E-02)
 502 /  17 (-2.001E-02)
1447 /  49 (+1.145E-03)
51649 / 1749 (+5.360E-05)

つまり、

 2 朔望月 = 59.0612 日
15 朔望月 = 442.9588 日
17 朔望月 = 502.0200 日
49 朔望月 =1446.9989 日

これは「平朔の暦では、大(30日)の月と小(29日)の月を原則として交互に配置するが、
15ヵ月目か17ヵ月目に連大(30日の月が2ヵ月続くこと)が起きる。15ヵ月目、17ヵ月目、
17ヵ月目とすれば精度が高い」…ということを意味しています。

ここで登場する15朔望月や17朔望月のかたまりを“yerm”(YEaR Moon)と命名して
Karl Palmen氏が作ったのがYerm Lunar Calendarです。

一月一日」の記事へのコメントで、thomasさんより、ユリウス暦改暦の直前の年
(紀元前46年)の日数である445日は15朔望月に近いというご指摘をいただき、
この“yerm”という単位を、ふと連想しました。

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