バリ暦注と日本暦注の両者からAPIを再構築
when.exe Ruby版のドキュメントで、
•When::CalendarTypes::CalendarNotesの仕様は大幅に変わる可能性があります。
と書きましたが、ようやく収束してきました。
暦注は、それぞれの暦ごとに担う文化が違っていて、設計の早い段階で統一的に API を
定めることが困難でした。また当初は RFC 2445,5545 iCalendar を暦注に利用することを
想定していましたが、ルール記述量が多く処理速度の点でも厳しいようで、採用は適切で
ないと判断しました。
そこで、バリ暦注や日本暦注など発想の異なる暦注を、具体的に先に実装し、出来上がった
ものをリファクタリングして、最終的な API 仕様にまとめる…というアプローチをとりました。
日本暦注は複雑かつ種類が多く、約2か月半もかかりました。個別には、インド暦のパンチャンガ
など、まだ大きな未実装がありますが、API は定まってきたようです。
大きな山をひとつ乗り越えた気がします。
サンプル Web アプリケーションはこちらです → http://hosi.org:3000/
(アーキテクチャの確立を優先しており、まだデータに信頼は置けません)
-----------
市大樹『飛鳥の木簡』の第3章1節に「日本最古の暦」として持統3年の具注暦が
紹介されています。この中の暦注に「天倉日」というのがあります。
『日本暦日総覧』にも渡辺敏夫『日本の暦』にもありません。
岡田芳朗「日本最古の暦―その年代推定と暦注解釈」(月刊『しにか』2003年8月号P.68)に
よれば、中国清代の『協気弁方書』に、
天倉者、天庫之神世。其曰可以修倉庫。受賞賜、納財、牧養
という吉日との説明がある由。その配当は節切りで、
正二三四五六七八九十1112
寅丑子亥戌酉申未午巳辰卯
だそうです。しかしこの撰日法は発見された具注暦とは一部異なります。
(そのためもあって実装は保留)
# こんな調査をやりながらだから、時間がかかったのもしょうがないかな。
•When::CalendarTypes::CalendarNotesの仕様は大幅に変わる可能性があります。
と書きましたが、ようやく収束してきました。
暦注は、それぞれの暦ごとに担う文化が違っていて、設計の早い段階で統一的に API を
定めることが困難でした。また当初は RFC 2445,5545 iCalendar を暦注に利用することを
想定していましたが、ルール記述量が多く処理速度の点でも厳しいようで、採用は適切で
ないと判断しました。
そこで、バリ暦注や日本暦注など発想の異なる暦注を、具体的に先に実装し、出来上がった
ものをリファクタリングして、最終的な API 仕様にまとめる…というアプローチをとりました。
日本暦注は複雑かつ種類が多く、約2か月半もかかりました。個別には、インド暦のパンチャンガ
など、まだ大きな未実装がありますが、API は定まってきたようです。
大きな山をひとつ乗り越えた気がします。
サンプル Web アプリケーションはこちらです → http://hosi.org:3000/
(アーキテクチャの確立を優先しており、まだデータに信頼は置けません)
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市大樹『飛鳥の木簡』の第3章1節に「日本最古の暦」として持統3年の具注暦が
紹介されています。この中の暦注に「天倉日」というのがあります。
『日本暦日総覧』にも渡辺敏夫『日本の暦』にもありません。
岡田芳朗「日本最古の暦―その年代推定と暦注解釈」(月刊『しにか』2003年8月号P.68)に
よれば、中国清代の『協気弁方書』に、
天倉者、天庫之神世。其曰可以修倉庫。受賞賜、納財、牧養
という吉日との説明がある由。その配当は節切りで、
正二三四五六七八九十1112
寅丑子亥戌酉申未午巳辰卯
だそうです。しかしこの撰日法は発見された具注暦とは一部異なります。
(そのためもあって実装は保留)
# こんな調査をやりながらだから、時間がかかったのもしょうがないかな。
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